<必要な検討項目>
①開削工事となる前提条件の整理(駅部、線形、勾配、深さ、形状、構造)
②地盤条件(地形、地質、地下水など)
③土留め工法、掘削工法、躯体構築工法などの施工法
④施工条件(近接施工、狭隘空間、埋設物、支障物、工事用車両の交通対策、給排水及び電力設備)
⑤周辺環境への影響(地上の使用条件、騒音・振動対策)
⑥地震の影響(地盤条件、構造条件)
⑦工事安全対策
⑧工程及び工事費
<調査試験項目>
必要な検討項目①~⑧に対し、調査試験によって確認すべき項目は、設問の与条件に対し主として地盤条件及び周辺環境に対する騒音・振動関係であり、以下に調査試験項目を記す
①地盤調査関係
・土の乱さない試料採取と室内土質試験(特に粘性土層の一軸圧縮強度の確認など)
・地下水位の設定(下層の水位、被圧の程度確認)
・物理探査・検層(地震の影響確認)
②騒音・振動関係
地下お駅舎工事では余り問題となることは少ないが(環境影響評価法)で調査が義務づけられている項目もあり、現状での騒音・振動を確認する必要がある。
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