①標準貫入試験
標準貫入試験は63.5㎏の重錘を76㎝の高さから自由落下させ、サンプラーが30㎝貫入するまでの落下回数をN値とする。N値は地盤の硬さを表す指標であり、砂質土ではE=28N粘性土ではE=210C=210×N/16と、経験式で概略の変形係数を求める。標準貫入試験によるN値はボーリングが深くなるほど過小になる為補正が必要である。
②平板載荷試験
直径30㎝の載荷版を用い、鉛直方向にジャッキで載荷する。荷重は段階的に作用させ、得られる荷重ー変形曲線から地盤の変形係数を求める。載荷版の大きさを変える場合は直径に関する補正が必要になり、また、内部摩擦角が大きい地盤では誤差が大きくなる
③孔内水平載荷試験
ボーリング孔内に載荷装置を挿入し、載荷装置を半径方向に膨張させ、ボーリング孔内を水平に加圧する。載荷装置の膨張圧と膨張量から地盤の変形係数を求める。孔内水平載荷試験でもとまる変形係数は、平面ひずみ状態の値である。
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