16.Ⅰ.2.3.2 補強土壁工法を3種類挙げ、それぞれ用いられる補強材と壁面工の種類、工法の特徴を簡潔に述べよ

①ジオグリッド工法

ジオグリッド工法は、格子状の剛性高分子材を用いた補強材を用いた工法である。壁面材には補強材を折り返しただけの簡易な構造から、鋼製パネル、コンクリートパネルなど様々な壁面材と組み合わせて施工されている。ジオグリッドでは凹凸を付けた形状で引き抜き抵抗が高い。

②テールアルメ工法

テールアルメ工法は、スキンと呼ばれるコンクリート製や鋼製の壁面材と、ストリップと呼ばれる鋼製の帯状補強材で構成される、施工例の最も多い工法である。

③RRR工法

RRR工法はジオグリッド工法などで補強土壁を構築した後、剛性の高い場所打ちコンクリート製の壁面工を施工する工法である。盛土完成後の発生変位を小さくできる利点がある。

0コメント

  • 1000 / 1000