22.Ⅰ.3.3 軟弱地盤10ⅿ上に7ⅿの道路盛土を計画。すべり安定が確保できない。工期に余裕ない場合、適切と思われる工法、選定理由、地盤調査・試験項目、設計施工上の留意点

対策工法;盛土法面直下の基礎地盤改良+盛土と住宅の間に鋼矢板

選定理由;すべり破壊に愛する工法とともに、近傍の住民に対しても影響を及ぼさない工法とする必要がある。住宅側の法尻に矢板を打設する。

盛土の安定性確保のため地盤改良を行う。

なお、縁切りの鋼矢板は地盤改良時の地盤の乱れに伴う住宅への影響を遮断するためにも必要なものである。

地盤調査・試験項目、設計施工上の留意点;

①地盤調査;サンプリングによるボーリング、室内試験

・物理試験

・土の段階載荷試験

・一軸圧縮試験

・改良材の配合試験

②設計施工上の留意点;

・地盤改良時は、改良機械のケーシングにより粘性土は一時的に乱される。改良は部分的に実施し、乱れ範囲を極力最小限とする必要がある。

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