22.Ⅰ.3.1 比較的高さの低い道路盛土2ⅿ程度以下。において発生しやすい被害と要因について対策と選定理由も併せて述べよ。

①路面の不陸

盛土高さが低いため、荷重が分散されず、粘性土地盤に自動車荷重が直接伝達し、路面が不同沈下を起こし不陸する可能性がある。特に車輪が通過する部位には集中荷重となり、沈下量が大きくなる。

 こうした不同沈下を抑制するためには、工期に余裕のある場合は、載荷盛土等により粘性土地盤の圧密を促進させるか、工期にゆとりがない場合は固化材などを粘性土地盤に注入し地盤強度を向上させた後に道路盛土を施工する。

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