23.Ⅰ.5.2 斜面2段切土下部において小規模な原見出しが見つかった。安定性を判定するために必要な資料調査及び現地調査内容を述べよ

法尻付近にはらみだしが確認され、今後法面尾崩壊の可能性がある。したがって調査を行い安定性の判定を行う必要がある。以下に工種を挙げ、概要、設計、施工上の留意点及び維持管理における点検項目を挙げる

①既存資料収集

設計や施工で得られた土質調査結果や崩壊履歴、地下水や湧水の状況、亀裂や破砕帯、走行傾斜などn地質構造を把握する

②現地踏査

広い範囲での現地踏査を行い、周辺の変状の有無や法肩の亀裂や小段の亀裂、法尻部の隆起や圧縮亀裂などの有無、状況を把握する

③ボーリング調査

土層分布や性状、硬軟、地下水の分布状況を把握する

④計測調査

法面に地盤伸縮計や変位計を設置し、滑動の有無や状態を把握し、規模、範囲や滑動方向、応急対策や交通規制などの判断資料とする。


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