23.Ⅰ.4.3 不等沈下が許容できない場合の設計上の対処法を2つ示せ。また1年後に不同沈下が発生した場合の調査及び対策の考え方を述べよ

<設計上の不同沈下対策>

①地盤改良;地盤改良により地盤剛性を高め、沈下を抑制する

②基礎剛性の強化;基礎梁の剛性を強化し、荷重が一様に地盤へ伝達するようにする

<不同沈下発生時n調査と対策>

①基礎調査;フーチング部のレベル測定。不同沈下(変形角、傾斜角)測定、抜け上がり(土間下の空洞調査)

②地盤調査;細砂の締まり具合調査、地下水の変動、粘土の圧密度の確認し地盤の沈下要因を特定する

③対策の考え;基礎部ひび割れなどが発生していないか目視により確認。必要に応じてシュミッドハンマー等の非破壊検査を実施し、健全度の確認。

・薬液注入による地盤改良

・摩擦杭の増設

・基礎剛性を高め、地盤が一様沈下となるようにする


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