24.Ⅰ.4.1 液状化しやすい条件を述べよ。一般的に用いられる液状化の予測・判定において、必要な地盤情報を4つ挙げどのように用いられるか述べよ。

<液状化しやすい地盤条件>

①地下水位が地表面から10ⅿ以内で、地表面から20ⅿ以内の飽和砂質地盤

②平均粒径D50≦10㎜ かつ、10%粒径D10≦1㎜

③細粒分含有率FC≦35%である地盤、またはFCが35%を超えても塑性指数Ip≦15である地盤

<予測・判定に必要な地盤情報>

判定法の内FL法は、動的せん断強度比Rおよび地震時せん断応力比Lから液状化抵抗値R/Lを算出し判定するもので、簡易判定法として多用されている。液状化抵抗R/Lが1以下の場合液状化する可能性があると判定する

・動的せん断強度比の算出

①N値

②細粒分含有率Fc

③平均粒径D50、D10

・地震時せん断応力比の算出

④設計水平深度

そのほか、

地層;構成地層により概略予測に利用の他支持層の位置確認、地盤種別判定に利用

地下水位;地下水がなければ液状化は発生しないなどの概略判定、簡易判定時に必要な有効土被り圧の算定時に利用。

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