・近年の降水の特徴と予想される被災形態
①近年の降水の特徴
近年地球温暖化の影響によりゲリラ豪雨、線状降水帯、集中豪雨が相次いで発生しており今までに経験したことない記録的な豪雨が多発している
②予想される被災形態
記録的な豪雨により、崩壊が同時多発して土石流が発生。深層崩壊による天然ダムの形成、流木による被害も多く多発している
☆別解答
激甚災害をもたらす近年の降雨は、先日の西日本豪雨のような1時間に100㎜以上の局地的集中豪雨により、脆弱な地盤(マサ土やシラス等)の地下水が上昇し、土砂崩れや土石流が住宅地まで押し寄せて、甚大な被害が発生している。平成23年9月に奈良県などでは、度重なる豪雨により深層崩壊が起きており、生活道路の寸断や河川のせき止めにより築堤が決壊し町全体が冠水するなどの被災が起きている。
☆別解答
地球温暖化の影響で、降雨の集中化、局所化する傾向が大きくなってきている。
・バックビルディング現象;通常の積乱雲は風に流されて通過するのだが、バックビルディング現象は流された後から、新たな積乱雲が次々と発生する現象。
・線状降雨帯;バックビルディング現象により形成される積乱雲が連なった線状の降雨帯である。広島の土砂災害や、鬼怒川堤防決壊の時に発生した現象であり、今年7月の広島~岡山では複数の線状降雨帯と長時間化により甚大な水害が起きた。
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