①調査段階;地盤構造物の調査・設計・施工・維持管理には多くの技術者・技能労働者がかかわり働いている。建設生産システムのシームレス化によりいかに効率的に品質を確保するのがポイントでありCIMの適用範囲拡大が課題である。
②施工段階;地盤は不均等で、土質性状や物性値のばらつきが大きい。実際の地盤状況に合わせた施工管理には、経験による技術やノウハウが必要である。経験やノウハウが豊富な熟練技能者が不足する中で、限られた技術者・技能労働者を有効に活用しつつ、いかに品質を効率的に高めるかがポイントであり、AIやICTによる現場作業の効率化が課題である。
③維持管理段階;盛土・基礎・抗土圧構造物などの維持管理すべき地盤構造物は膨大である。したがって、計測の自動化技術の開発が課題である。
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