30.Ⅱ.2.2軟弱地盤に15ⅿ掘削。水位有。土留め工法を2つ答え特徴を述べよ

①柱列式連続壁

掘削深15mと深いため、これに適用可能な土留め壁を選定する。

柱列式連続壁は、SMW工法に代表される3軸オーガーで、地盤中にセメントミルクを注入し、現位置土と攪拌混合して固化体を造成するソイルセメント柱列壁を挙げる。止水性高くするために柱体をオーバーラップさせる必要がある。壁体性能を上げるためるために芯材としてH型鋼を用いる。

適用深度は45m程度である。

②RC地中連続壁

マンションが近接しているため、土留め工としては剛性が高い土留め壁を選定する。鉄筋かごや安定液プラントなどの作業スペースが必要である。壁体が厚いため経済性などについて他の工法との比較が必要である。

③鋼矢板工法

打撃や振動、圧入により鋼矢板を打設する方法である。地盤状況により板厚や長さを延長できるため、合理的な設計が可能である。また、大型の重機を必要としないため、効率的に施工できる特徴を有する。留意点としては、剛性が小さいため、変形により切梁段数が増えること、セクションからの漏水が懸念される。適用深度は25m程度である。






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