地盤調査項目について;含水比が高い浚渫粘性土であることから、圧密特性の把握及び地盤物性のバラツキの把握が重要である。調査項目をいかに示す。
①サウンディング;標準貫入試験
②膣内土質物理試験;粒度、含水比試験
③室内土質力学試験;圧密、一軸圧縮試験、三軸圧縮圧縮試験
圧密沈下計算方法と留意点
一次元圧密理論によるものと、弾塑性解析などによる詳細手法によるものがある。本件での構造物の規模を踏まえると下記一次元圧密計算によることが基本
∫ Cc/(1+e0) ×log× P1+ΔP/P0 × dZ
計算用物性値の設定に当たっては、地盤調査結果とともに、周辺の沈下データ等を踏まえ適切に設定する必要がある。計算に基づくフィードバックも必要である。
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