①土の相対密度
②サイクリックモビリティ
③SHAKE
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①土の相対密度
砂の締まり具合を最大間隙比と最小間隙比を基準としてあらわした指標で次式であらわされる。
Dr=(emax-e)/(emax-emin)
Dr;相対密度
e;試料の間隙比
emax;最大間隙比
emin;最小間隙比
相対密度は、密度指数とも呼ばれN値や地震時の液状化抵抗などと関係があり、砂の力学特性を知るための重要な指数である。相対密度が大きい地盤ほど液状化強度は増大し、液状化しにくい
②サイクリックモビリティ
密な砂では、繰り返しせん断を受けると有効応力は周期的にゼロになるが、その後にせん断力を加えると負の過剰間隙水圧が発生して有効応力は増加し、有限の小さなひずみ振幅は発生するがクイックサンドによる大変形は生じない。この現象を破局的な液状化とは区別してサイクリックモビリティという。
③SHAKE
重複反射理論による水平成層地盤の一次元地震応答解析のためのコンピュータープログラムの名称。1972年にカリフォルニア大学で開発され、地盤の非線形性を簡単に扱えることから、実務でも一般的に使われている。詳細な液状化判定を行う際に、地盤に発生する地震時せん断力を求めることができる。
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