15.Ⅰ.2.6.4 施工管理上の留意点についてのべよ

①地下水位管理

 周辺地盤の沈下管理を行うための土留め壁背面の地下水位観測及び掘削側の排水量を確認し、水みちの拡大がないことを確認する。

②土圧・水圧の測定

土留め壁の設計荷重の妥当性確認、及び土留め壁に想定以上のが重が作用していないことを確認する。

③土留め壁の変形及び切梁軸力の測定

土留め壁の安全性及び周辺地盤への影響を確認する。情報化施工により、合理化を図る

④地表面及び周辺構造物の変状測定

通常、掘削深度の2倍程度の平面範囲を掘削による影響範囲と考えることから、敷地境界付近に点在する家屋については工事の影響が及ぶと考えられる。家屋の事前調査を実施し、工事着手後は定期的な変状観測を行う。また、地表面の変状測定についても定期的に実施する。

0コメント

  • 1000 / 1000