16.Ⅰ.2.9.2 基礎形式・対策工の選定に必要な地盤調査計画(項目・位置・深度)を立案し、調査結果の利用方法について説明せよ

①埋め土層、粘土層、砂礫層共通

・標準貫入試験を深度1mピッチで実施して、支持地盤の土層構成、強度分布の把握に利用する。

②埋め土層

・粒度試験;単位体積重量試験を深度1mピッチで実施して、液状化の検討に利用する

・孔内水平載荷試験を層の上中下の3か所で実施して、杭の水平抵抗力の検討に利用する

・三軸圧縮試験のを層の上中下の3か所で実施して、直接基礎の支持力の検討に利用する

③粘土層

・含水比試験、液性限界・塑性限界試験、粒度試験、単位体積重量試験を深度1mピッチで実施しs手、粘土層の物理的性質の把握に利用する

・圧密試験を深度3mピッチで実施して、粘土層の圧密特性の把握、負の周辺摩擦力の検討に利用する

・一軸・三軸圧縮試験を層の上中下の3か所で実施して、杭基礎とした場合の周辺摩擦力の検討、及び直接基礎とした場合の支持力の検討に利用する。

・孔内水平載荷試験を層の上中下の3か所で実施して、杭の水平抵抗力の検討に利用する。

④砂礫層

・被圧水頭、流速測定を実施して、杭施工法及び根固め液の配合などの検討に利用する


0コメント

  • 1000 / 1000