17.Ⅰ.2.5.2 盛土の耐震性向上のための方策を説明せよ

①植生等によるのり面の補強

法面へ負荷の少ない、シートや植生等により、のり面を補強し、破壊防止を図る

②引張補強材による盛土本体の補強

不織布、ジオテキスタイル等の引張材を盛土の中に敷設し、盛土本体の補強を行う

③盛り土底面へ排水層の設置による排水性能の向上

盛土と粘性土地盤の間にサンドマットなどの排水層を設置し、間隙水圧の上昇を抑制する

④固結工法による粘性土地盤強化

深層混合処理工法や石灰パイル工法により、粘性土地盤を改良し、強度増加を図る

⑤構造物による盛土の補強

盛土法尻部両端部に鋼矢板を打設し、シートパイルの頭部を相互にタイロッドで固定することですべり破壊防止と側方流動の防止を図る

⑥押さえ盛土による盛土の補強

盛土本体の前方部に押さえ盛土を施し、すべり破壊防止を図る

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