17.Ⅰ.2.3.1 地すべり対応に対し、道路計画位置が決定する前と後の段階別に地すべり対策の検討手順、内容を述べよ

①道路位置決定前の検討

活動中の地すべり、大規模な地すべり地帯を避けて路線を計画するのが原則である。やむを得ず地すべり地帯を通過する場合は小シフトや平面線形、縦断線形の調整を行い、地すべり頭部を切土で通過する方法や、地すべり末端部を盛土で通過する方法など、地すべりが生じにくい路線計画を策定する。

②道路位置決定後の検討

道路位置決定後の検討では、地すべり抑制工(排土工、地すべり頭部の切土、地すべり末端部の押さえ盛等土等)や地すべり抑止工(抑止杭、グランドアンカー)の検討を実施し、対策工の確実性、経済性を考慮して対策工法を決定する


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