①固定ピストン式シンウォールサンプラー
適用土質;N値0~8程度の柔らかい粘性土やN値10以下程度の細粒分を多く含む緩い砂質土地盤
特徴;柔らかい粘性土の乱れの少ない土試料の採取方法として、最も普及しているサンプリング方法である。エキステンションロッド式と水圧式があり、水圧式の方がより、深い深度まで適用可能である。
②ロータリー式二重管サンプラー
適用土質;N値が4~15程度の粘性土
特徴;本サンプラーはデニソンサンプラーとも呼ばれ1940年に密な地盤調査のために考案された。二重管構造をしており、外管の回転するアウターチューブで土を切削しながら、内側の回転しないサンプリングチューブを地盤に押し込み土試料を採取する
③ロータリー式三重管サンプラー
適用土質;粘性土でN値4以上、砂質土でN値10以上が目安
特徴;砂質土地盤から土試料を採取するために開発されたサンドサンプラーであり、最近では利用頻度が高い。二重管サンプラーはインナーチューブがそのまま、試料収納に利用されるのに対して、本サンプラーはインナーチューブの内側に試料を収納するためのライナーが取り付けられている。緩い砂から非常に密にしまった砂まで適用範囲が広いのが特徴である
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