22.Ⅰ.9.2 サンドドレーンを施工後の築堤、背面の埋立過程で動態観測及び調査について必要な計測項目と利用法

サンドドレーンの施工と築堤盛土荷重により、沈下が容易に進む状況にある。築堤を安定的に施工するためにはサンドドレーンの圧密効果を確認し、施工を進める必要がある。下記動態観測を行い、結果を設計にフィードバックして施工時の安定性や感性断面に向けての断面修正を行う

<沈下量>

動態観測;基礎地盤の沈下量を動態計測する;地表面沈下板、層別沈下計

利用法;沈下卓越層の確認。地盤強度増加層の確認。強度増加率推定

<鉛直及び水平変位量>

動態観測;盛砂天端面及び盛砂法尻位置の水平及び鉛直変位を計測;地中変位計、孔内傾斜計

利用法;捨て石及び上部工ブロック施工時の安定管理に利用

<強度確認>

動態観測;護岸天端面直下の地盤の強度確認;シンwォールサンプリングにおける土質調査ボーリング

利用法;捨て石及び上部工ブロックは段階施工となるため、段階ごとの土質調査により各段階の安定性を確認する。また、完成断面に向けての断面修正に利用

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