23.Ⅰ.9.3 流用土の安定性が悪い。工期の制約もあり、用地制約もある中、対策案3つ。耐久性、工期、施工性を中心に得失を述べよ。

①安定処理

盛土材に改良材を添加して盛土施工を行うもので、当初の施工機械で行うことが可能背であり、耐久性は良いが、施工性において改良強度が発揮されるまで盛り土は行えず、土量によっては工期がやや長くなる

②補強土盛土

シオテキスタイルなどの補強材を用いて盛土を施工する。耐久性には問題ないが、施工性は悪くなり、資材の調達などで工期が長くなる可能性もある

③軽量盛土併用

盛土下部は現地発生土を使用し、上方を軽量盛土で施工する。施工性は良く、工期は発泡材の場合、施工時に雨が降った場合に施工ができない等制限が発生する。EPSの場合は地下水による浮き上がりに注意が必要。揮発性物質や虫食いに注意が必要。経済的には最も高いものとなる

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