①すべり破壊
堤体の基礎地盤が液状化することに伴い、地盤せん断強度が低下し、堤体支持力が失われ、液状化層を通る大きな円弧すべり破壊が生じる。すべり破壊は、すべる土塊の自重に対し、地盤のせん断強度が耐えうる事ができずに生じる
②沈下
堤体の基礎地盤が影木浄化すると、砂地盤の過剰間隙水圧が上昇する。地震後は過剰間隙水圧の消散に伴って液状化層が圧縮して沈下する。上部の堤体は、基礎地盤の沈下に伴って、中心部を最大に沈下してしまうことになる。
③側方流動
堤体の基礎地盤が液状化すると、泥水状態となる。護岸際または、50ⅿ以内の範囲においては地盤全体が護岸方向の側方に変位しはらみだし等の被害が出る。
0コメント