①経験豊富な技術者の大量退職と建設投資額の減少
少ない業務経験でのOJTを勉強会や講習などのOFF-JTで補い、これらを適切に組み合わせていくことが良いと考える。また、ベテラン技術者の暗黙知を形式知として利用できるようにする。つまりナレッジマネジメントを適用する。これによりベテラン技術者のナレッジを様々な若手技術者に水平展開することが可能となる。実行するための課題としては、これらナレッジが一部の組織内でしか浸透しないことが考えられる。これについてはナレッジをノウハウ本などとし、ネットワークで閲覧できるよう、さまざまな発注者が協働で取り組むことにより、実効性が増すものと考える。
③自然現象の変化の観点
解決策として新たな設計手法の構築が必要である。外力により破壊に至る場合も、全壊せずに粘り強く壊れ構造体は周辺にとどまるようにすること。かつ、変位や変状をカメラやセンサーなどで監視し、破壊時の発動対応に後れを生じないようにすることが必要である。実行に当たっての課題として、ライフサイクルとしての維持管理費用が大きくなることがある。これについては、センサとネットワークで中央集中管理し、かつ対応する箇所を重要個所と集約する事でコストを集中することがよいと考える。
・ハザードマップを利用し、協働して避難する。高齢者、障害者、健常者が自助・共助・公助で協力し合う。
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