28.Ⅲ.2 ICT活用方法。調査・設計・施工・維持管理の中から地盤構造物におけるICT活用方法の説明、課題となる重要事項

施工;地盤構造物である、盛土や切土を構成する土は安価で入手しやすいことから施工量が莫大な量を使用している。この作業を尽力と建設機械で施工しているが、少子高齢化にともなう作業員の高齢化、労働者不足が発生している。このため施工における情報化施工により省人化、省力化を図る必要がある。

課題として、ICTを活用した情報化施工は初期コストが高くなる。例えばGPS付きのBHと従来のBHでは役3000万円のこすとが必要となる。

維持管理;地盤構造物を構成する土は補修がし易いことから、壊れた後に補修する事後保全である。また、点検においても、長大切土法面など広範囲で高所を点検する必要があり、足場の設置等容易でない。この維持管理を改善するためFEM解析などを活用した未然防止対策が対応可能となる予防保全と新技術・新工法を積極的に活用していくことが必要である。

課題として、高度な解析を行う技術者の確保、モラルを持った技術者の育成。と新技術・新工法(ドローンやロボット等)の活用促進が課題と考える。

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