29.Ⅱ.2.2工事完了後切土法面にて豪雨後変状。2段切土、モルタル吹付部高さ10ⅿ変状。道路機能への影響が大きい崩壊形態を3つ挙げ要因として考えられる地盤条件を説明せよ。

①表層崩壊;切土法面防護工がモルタル吹付であることから、地山は岩盤斜面であったと想定される。特に変状確認範囲は風化が進行していた岩盤であり、この個所の表層崩壊が想定される。

②地すべり;下段の法面の途中に変状が確認されており、これにより下部は基岩盤であると想定される。そのため、地質構造が流れ岩盤であった場合、背後地からの地すべりの発生が想定される

③深層崩壊;風化が下段のり面の法尻付近まで進行した場合、豪雨や地震などにより、下段法面の法尻まで及ぶ深層崩壊が想定される。

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