[地盤調査・土質試験の項目]
①施設予定四隅でのボーリング調査及び標準貫入試験
②地下水位試験
③軟弱粘性土層に対する圧密試験
④軟弱粘土層に対する一軸圧縮試験
⑤軟弱粘性土、軟弱砂質土層に対する物理試験
[結果の利用方法]
①施設計画内地内の土層分布の把握に利用する。また、支持層の分布状況から杭長を設定する。標準貫入試験によるN値は杭の打設方法の選定に利用する
②地下水位は液状化判定及び構造物に作用する浮力の算定に利用する。
③圧密試験は粘性土層の圧密状態を把握するために行う。未圧密の場合には、支持杭にネガティブフリクションを考慮する。
④粘性土層の粘着力を求めるために行う。粘着力の値次第では低層棟の杭を摩擦杭にすることも可能になるため、併用基礎構造の適用性検討に利用する。粘性土層が未圧密の場合には、ネガティブフリクション算定に利用する。
⑤軟弱砂質土層、軟弱粘性土層の液状化判定に利用する。
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