19.Ⅰ.7.2 建物の直接基礎の鉛直支持力圧密沈下量を検討する場合の基本的な考え方

直接基礎の鉛直支持力は、各限界状態に対応する要求性能を満たす必要がある。終局限界状態の荷重条件は想定する最大級の地震などであり、この時の鉛直荷重が地盤の極限支持力以下であること、損傷限界状態の荷重条件は建物の供用期間中に1回から数回遭遇する地震などであり、この時の鉛直荷重が地盤の降伏支持力以下であること、使用限界状態は常時荷重において、有害な沈下量を発生しないことが要求性能となる。

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