①上部砂層び地下水を汲み上げるケース;飽和していた砂層の上部が地下水の低下に伴って不飽和になり、単位体積重量が飽和重量から湿潤重量に変化する。その分だけ地盤の全応力が少し減少する。粘土の密度は変わらないので、有効応力に変化がない為粘土層内は全応力が減少した分だけ過剰間隙水圧が生じ圧密が始まる。
②下部砂層の地下水を汲み上げるケース;下部砂層の地下水低下に伴って、粘土層に接する部分の間隙水圧が地下水低下分だけ減少する。粘土層内の間隙水圧が砂層内に比べて相対的に高まり、その分だけ過剰間隙水圧とした圧密が始まる。
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