17.Ⅰ.2.11.3 先の条件で採用可能と考える基礎工法を列挙し、最適工法の選定理由を述べよ

採用可能と考えられる工法は以下

・場所打ち杭(オールケーシング工法)

・鋼管杭(セメントミルク噴射攪拌工法)

・ニューマチックケーソン工法

・地中連続基礎工法

<検討の考え方>

・支持層の深さ;支持層は‐14ⅿの砂礫層となるため、その深さまで施工可能な工法

・鉛直荷重及び支持層の土質;基礎の規模を決定する上で、鉛直荷重を考慮する必要がある。また、支持層の土質については、特に杭基礎の選定時の杭先端処理工法について影響があるので、検討が必要である。

・液状化、側方流動する地盤;液状化、側方流動に対する水平耐力の検討の他、フーチング幅7.5ⅿという制限を考慮に入れる

・地下水位;基礎の施工工法を検討するうえで留意する必要がある

・作業空間;狭隘な場所での施工であることから、作業空間の制限を考慮する

・周辺環境(振動騒音、隣接構造物に関する影響)

市街地での施工となることから、騒音・振動について影響の少ない工法を選定する。また、周辺への地盤変状等の影響を与えない工法を検討する必要がある。

0コメント

  • 1000 / 1000